しのびよるネオ階級社会 “イギリス化”する日本の格差 (平凡社新書) [ 林信吾 ]

   

“イギリス化”する日本の格差 平凡社新書 林信吾 平凡社シノビヨル ネオ カイキュウ シャカイ ハヤシ,シンゴ 発行年月:2005年04月 ページ数:218p サイズ:新書 ISBN:9784582852677 林信吾(ハヤシシンゴ) 1958年東京都生まれ。

神奈川大学中退。

83年に渡英、87年に「英国ニュースダイジェスト」の記者になり、90年に「欧州ジャーナル」を創刊、初代編集長となる。

93年に帰国、以降作家・ジャーナリストとして執筆活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 あなたが知らない階級社会/第2章 総中流からネオ階級社会へ/第3章 格差の個人史/第4章 つぶさに見た階級社会/第5章 あえて階級社会を擁護する/第6章 ネオ階級社会へと向かう日本/第7章 ネオ階級社会は「日本病」への道 いま、日本社会に格差と不平等が広がりつつある。

「アメリカ型の競争社会を」という掛け声のもと、実際に進んでいるのは「イギリス型の階級社会化」だ。

世代を超えて経済格差が継承されるだけでなく、意欲や希望といった内面までも生まれ育ちで規定され、たがいに交わらぬ「別世界」に人びとが生きる社会…。

一〇年にわたる在英生活で階級社会をつぶさにみた著者が、日本の“ネオ階級社会化”に鋭く警鐘を鳴らす。

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